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目のアレルギー症状には「パタノール」を使うと良い?

薬を飲む女性

ダニをはじめとするハウスダストによるアレルギー症状が増えるのは、一年の中でも春が一番多いです。冬の間にこもった寝具の湿気や暖気は、ダニの増殖には格好の条件となります。そんなハウスダストによるアレルギー症状としては、主にアレルギー性結膜炎などの目のかゆみです。ちょうど春にはスギ・ヒノキ花粉症も始まります。アレルギーを自覚している人はパタノールでアレルギー症状を予防するのがベストです。

パタノールはアレルギー性結膜炎や花粉症の症状を緩和する治療でよく使われる目薬です。使用方法は1日4回(3回の食後+就寝前)、1回につき1~2滴点眼します。目に強いかゆみを感じるからといって制限回数を上回るほどの量と回数を点眼すると、副作用が出る可能性が高くなります。使用方法に記された回数を超えないように注意しましょう。効果的なのはかゆくなってからではなく、アレルギーシーズン前からの予防的な点眼です。

考えられる副作用は、目の痛み、頭痛、目への刺激感、瞼湿疹、角膜炎、目の充血、眼異常感などがあります。中でも時々聞かれるのが目の充血と刺激感ですが、点眼薬としては副作用が少ない部類に入ります。これらの症状が少しでも出たり、不安に感じることがあった場合には使用を中止して、医師や薬剤師に相談し指示を仰いでください。放置すると結膜出血などほかの副作用を併発することもあるようです。

パタノールは、アレルギー症状を抑える点眼薬としては効果も高く一般的なもので、副作用も少ないことから多くの患者が使用しています。後発品のジェネリックは存在しませんので、眼科などで処方される場合はこのパタノールがほとんどだと言って良いでしょう。強いアレルギーを持っている人は特に、シーズン前からの使用でアレルギー症状を抑えるという予防的な使い方をしています。病院でも花粉症の初期治療として、点眼薬ではパタノールを処方されることが多々あります。

花粉症や結膜炎による目のかゆみは、発症後にパタノールを点眼することで症状は緩和されますが、つらい症状には違いありません。なるべく発症するシーズン前には眼科へ相談に行ってパタノールを処方してもらうのが賢明です。昨今の地球温暖化により、スギ花粉のシーズン開始時期は年を追うごとに前へとずれ込んできています。2月初旬あたりのインフルエンザシーズンともかぶる勢いではありますが、花粉の飛散予報をチェックしつつ、早めにパタノールを手に入れましょう。

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